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米国FDA、トランス脂肪酸全面排除へ

2015623117.jpgトランス脂肪酸の食品添加3年以内に全廃 アメリカ当局いわく『安全でない』 The Huffington Post Japan,

こんな見出しを見ると「やはりそうだったのか・・・」と多くの人が受け取るだろう。まあ、大きく間違ってはいないのでそれでよいのかも知れないが、現実はもう少し「注釈」を必要とするだろう。「トランス脂肪酸=悪玉コレステロールを増やす」と云う根拠希薄な言説は置いておくとして、一般論として、実際マーガリンなどのように冷蔵庫から出し直ぐパンに塗ることができるためには、いったいどのような加工が施され、どれだけの添加物が加えられているのだろうか?そう考えたとき、同じ「油脂類」に分類されているバターに比べ化学的な危険を覚える。また同じトランス脂肪酸でも、今問題になっている「製造過程で生成される」ものと、牛や豚と云った哺乳類の体内で自然生成されるものの2種類がある。バターやチーズからも2%ほど検出されるが、もちろんこれは後者のトランス脂肪酸である。例えは悪いが、原発の人工放射線とラジウム温泉の天然放射線の違いに似ている。

2015623168.jpg昭和時代、バターは動物性なのでコレステロールがたまり健康に良くない。マーガリンは植物性だから「ヘルシー」で「安全」と教えられた。しかしここでも真実はまた「既知」の「外」にあった。様々な角度(立場)からの様々な調査結果(言い分)が混在している現在、コレという決定的な結論には未だ至らない。もちろん、人々を納得させるに足るエビデンスも存在しない。すべてはこれからであるし、何を選ぶか?は個々の判断となるだろう・・・。

「バターとマーガリンの違い」については、食学士・調理師の安楽真生子(あんらくまきこ)氏のブログが解りやすくて秀逸です。ぜひご覧ください。

レジュメとしての総論は中部大学の武田邦彦氏の意見が参考になる。

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