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2016年4月

倉本 聰 「屋 根」

20164302956.jpg脚本家である倉本聰の存在は、どうしても映画界の黒沢明に重なる。常に、ひとつの時代の暗部に潜む根源的な問題を我々に提起する。美しい映像と緻密なディテールの裏に、強い怒りのメッセージが隠されている。

2010年に閉塾した富良野塾OBを中心に再結成された「富良野GROUP 」により、2016年1月~3月全国講演された。初演は2001年であったが、15年後の2016年のいま、我々はまさに、この「屋根」の中の登場人物の一人であったことに気付かされる。

大正期に北海道・富良野に入植した貧しい一家の物語を描いた「屋根」・・・

人はどこまでも遠く旅することはできるが、かならずや、「帰るべき家」を持つべきだ。

この物語のエッセンスは双葉社・刊、「昭和からの遺言」作者の言葉、「屋根は見ていた」抄に詳しい

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