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( こちらの写真は約450gです )
スイスのジュラ・ブルノワ地方で作られる牛乳製のセミハードチーズで、「修道僧の頭」という意味の名前を持つチーズです。 13世紀、教会は領地を拡大し、農民に小作をさせる代わりに修道僧の人数分のチーズを修道院に届けさせていました。そこで「頭数を納める」という意味でこの名前になったそうです。 ブルノワ(Bernois <現在のベルン>)にあったベルレ修道院で作られていたからという説もありますが、史実からして、前述の小作制度からこう呼ばれるようになったということで間違いないと思われます。 円筒形の上の部分を薄く(約1,5cm位)切って、専用のジロールと呼ばれる削り器で削ります。ジロルという名前は、このチーズがジロル茸(フリルのようなキノコ)のように削れることから付けられた名前です。こうして花びらのようになった状態のチーズをフルーロン(Fleurons <花びらのよう>)と呼びます。 テートゥ・ドゥ・モアンヌは花びらのように削られて、お祝いやおもてなしのテーブルを飾ります。サラダのトッピングにしても華やかです。ワインはスイス・ワインの、ヌーシャテルやコート・ドゥ・ビエンヌの白と言いたいところですが、深い熟成のテートゥでしたらしっかりした赤、浅い熟成のテートゥでしたらフルーティーな白が良いでしょう。
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