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こちらの写真(上のカット)は約100gです。
ホールは約500gです。
アラヴィ山系(Massif des Aravis)の方言、 “reblocher”(ルブロシェール<もう一度牛の乳を搾る>)という動詞から、そう呼ばれるようになったチーズです。 ルブロションは古くから作られていたはずですが、18世紀終わり頃までその製法は秘密でした。14世紀ごろ、農家は地主に土地代としてミルクを納める方法で借地放牧をしていました。そこで地主は搾乳がしっかりとされているかどうか、管理人を置いて日々調べていました。各農家はミルクを全部搾らずにそっと残し、見廻りが帰った後で残りの乳を搾り、その2度目の濃いミルクで自家用のチーズをこっそり作っていました。そいう訳で、アルプスの香り高い美味なるチーズ、「ルブロション」は長い間その存在自体を隠していました。 青みがかった黄色の表皮はうっすらと白カビに覆われています。そこからは、藁のような、ピーナッツのようなやさしいミルクの香りと、そして何ともいえないカビのいい香りがします。 一般に季節は初夏から冬。農家製は特に夏の終わりから冬までに限られます。ワインはフルーティーな赤または辛口の白がお勧めです。
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